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◆45〜46才 1971(昭和46)年 B型 宮古/石垣近辺在住 北海道出身 不定期休み お酒を飲める 喫煙しない
◆趣味・興味: 酒/ワイン, 国内旅行, 海外旅行
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四月の雨
母さんが入院していた3年間のことは
もう、あんまり覚えていない。
週一の見舞いではリハビリの大変さは
把握しきれない。
けど、ドクターも
びっくりするほどの回復力で、
できることが増えていった。
それでも体の半分は動かないのだ。
そのリハビリは大変なものだった。

見舞いにいくと、母さんは
たいていリハビリ室にいた。
軽くかんしゃくを起こしつつも
一生懸命だった。
投げ出したり、あきらめたような話は
記憶にないから
そういうことはなかったと思う。
指先が少しずつ動くようになり、
次第に肘が曲がるようになる。
肩を上げて左腕を引き寄せて、
右手でさらに引き寄せる。

車椅子から立つようになり、
歩けるようにもなった。
入っていた病棟の廊下を端から端まで
何度も何度も往復していた。
廊下の手摺につかまりながら、
動かない方の足を後ろから
引きずるように引き寄せ
勢いをつけて前へ投げ出して、一歩。
何度も何度も続けるうちに
だんだんサマになっていく。
元気な頃は長く色も茶に染めて
大きくウェーブがかかった髪も
手術の為にベリーショートになった。
表情がすっかりアラワになった
母さんの顔付きがあまりにも真剣で、
なんとしても動かしたいって気持ちは
痛いほど、わかった。
そんな顔付きは見たことがなかった。
階段を使って登りの練習もした。
二世帯住宅の我が家は
一階は祖父が住み
あたし達は二階に住んでいた。
母さんは一日も早く家に帰りたかった。
だが、登りは出来ても下りはできない。
不安定な体で階段を降りることは
まだ危険だった。

そんな状況でもケラケラとよく笑い、
話し、楽しい仕草で
私達を笑わせるのは以前と変わらい。
いつも豪快でにくめなく
なんだか無敵感がある母さんらしさは
全く変わらない。
良くなっていく母さんに希望を持って、
その状況をみんなで笑い飛ばした。

少しずつ動けるようになると
家に帰りたいと言うようになった。
そうだよね…。
六人部屋や病院の食事、
帰るあたし達を見送る母さんには
いつも後ろ髪を引かれまくられたけど、
あたし達は帰られるのだ。
いつもどんな思いで見送っていたんだろう。

いつもいつも思うけど、
あたしが客観的に書く母さんのその内側は
どんな想いがうずまいてたんだろう?

とにかく
想像だけでも家に帰りたい気持ちは分かる。
だけど、例え帰っても
狭い階段を登り二階へ上がることは
その時点では物理的に難しく、
あたし達もなんとか出来ないか
いろいろ考えたけど、やはりムリだった。

父さんが説明しても、
全てを理解できない母さんは
子供のようにねだる。
さらにあたしが諭すように説得して
いつもようやく理解してくれた。
良くなっていけばいくほど、
そのような事は増えていった。
けど、増えていくにつれ、
子供ように諭される母さんが
本当に小さく見え、悲しく
そうしているあたしも悲しかった。
父さんがあるとき
「ねぇちゃんが言うと母さんは
いうことを聞くなぁ」と言った。
父さんが提案、説明し、
あたしが説得し、妹が慰める。
それがあたしのできることならば。
役目なのだ、あたしがやらなければ、
と思うようになった。

と、同時にモーレツな怒りもこみあげる。
なんであたしが母さんを叱らなくちゃ
いけないワケ?
アンタ、勝手に倒れて何やってんだよっ!
自覚症状あったはずなのに、
病院も行かないで!
倒れる前に検査に行ってくれたら
みんなこんなに大変な目に合わずに
済んだのに!
あたしだって、こんな思い
しないですんだのに…っ!

一番辛いのは母さんだ。
わかっているから、
言えるわけがない。
気持ちが責任と怒りを行ったり来たり。
怒りを感じると、もう一人の自分が
不謹慎だと、あたしを叱る。
あたしはいいようのない怒りを
抱えてはねじ伏せて、
母さんに接していた。

はじめは母さんを考えて諭し続けた説得も
後に、3割は母さんを想う気持ち、
残りの7割はあたしの怒り。
時には怒り100%で、諭しを越えて
怒るようになっていた。
 
ペット系日記■■2006.4.26■■
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